今日の単語 spoon-fed

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手取り足取り教えてあげないとできない新人?新人でもないのに手取り足取りしなきゃできない若くない同僚?みんな full-fledged (羽根の生えそろった=一人前)の社会人であるはずなのに、自分で調べない、やってみない、質問しない、丸投げ、おんぶにだっこの残念なひとたち。あなたの周りにもいますか。

Spoon-fed は文字通り、スプーンでfeedされる、つまり口をぽかんと開けて食べ物が運ばれているのを待っている状態を表現しています。赤ちゃんはspood-fedの時期があって当たりまえ、でも大人は、、、

残念な人に対してだけでなく、別の使い方もできます。以下に私が実際に職場で耳にしたspood-fedの使い方を共有します。

ある日のワークショップの企画打ち合わせで

Colleague A: “That’s how we are going to run the next workshop. Do you have any questions?”

Colleague B: “Can I confirm that each participant needs to register and find their partners in advance, then fix the date by themselves?”

Colleague A: “Exactly. This time, we are not going to provide spoon-fed program as we are all stretched thin under the current situation.”

同僚A「では、次回のワークショップはこのように進めたいと思います。ご質問はありますか。」

同僚B「確認させて下さい。今回のワークショップは、各自が事前に登録、ペアを組む相手を見つけ、日時も自分たちで決める、ということでよろしいでしょうか。」

同僚A「そのとおりです。今の会社の状況ではだれもが余裕がありませんので、今回のワークショップは手取り足取りしてあげるプログラムではありません。(できることは自分でやってもらいましょう)」

ちなみに、手取り足取りを直訳すると “hand-holding” みたいな感じになり、手取り足取り conveys the idea of providing excessive guidance or doing things for someone step-by-step という説明になります。

以下は Chat GPTの作った例文です

“彼は手取り足取り指導されています。”

  • “He is being spoon-fed with guidance.”

“学生を甘やかすと、自立できなくなります。”

  • “If you spoon-feed the students, they won’t become independent.”

“至れり尽くせりのサポートを受けている。”

  • “He is receiving spoon-fed support.”

spoon-fed は人について使うときはほぼネガティブな単語ではありますが、こういう単語こそ知っているとサラッと伝えることができて便利です。「〇〇さんは、自分で解決する意識が低く、何でも細かくひとつひとつ説明して、段取りから実行までステップを踏んで一緒にやってあげないとできない人なんです。」なんて説明自体が長いです。しかも文章が長いと愚痴っぽく聞こえてしまいますから、ネガティブなことを簡潔に伝える道具として覚えていると便利な単語かもしれません。


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