今日の単語 hypertourism

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ついにハイパー級になった、のは観光客の数。京都などの有名観光地で発生している、「バスが満員で乗れない」「タクシーが全くつかまらない」「行きたいお店に入れない」など地元の住民の日常生活に支障がでるほど観光客が押し寄せている問題。もともとは overtourism という単語が使われていました(います)が、さらに人数や問題が深刻化して hyper になったのか~。。。実際にはどちらもほぼ同じ意味あいで使っているようです。

フランスに住んでいた時、supermarket ではなく hypermarket という超大型スーパーをみて驚いたり、当時の若者がなにかにつけては「それは hyper だな」なんて言っていたのを思い出しました。単純に super の次は hyper なんだろうな。それはいいとして、hypertourism の例としてはイタリアのベニス、ペルーのマチュピチュ、スペインのバルセロナ等らしいです。京都はもしかしたらまだ overtourism レベルなのかもしれません。

overtourism や hypertourism の代表的な5つの問題点について英語でみておきましょう。

1. Environmental Degradation: Increased foot traffic, littering, and pollution can harm natural landscapes and ecosystems.

2. Infrastructure Strain: Local infrastructure, such as transportation systems, public services, and accommodations, can become overwhelmed, leading to congestion and decreased quality of services.

3. Cultural Erosion: The influx of tourists can dilute local cultures and traditions, as local businesses and attractions cater more to tourists than to residents.

4. Economic Imbalance: While tourism can boost the economy, it can also create economic disparities, with local prices rising and residents being priced out of housing and other necessities.

5. Quality of Life: The daily lives of residents can be disrupted by noise, crowding, and the commercialization of their communities.

物価の上昇と円安で海外旅行に行くのがはばかられる今日この頃。overtourism/ hypertourism の場所も候補地から除くとますます旅行先の選択肢が減ると思うと残念ですね。あれこれ考えずに行きたいところには行っておくべきなのかな。。。


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