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今日の単語 plus & over
Plus も over も超なじみのある単語です。でも、数と一緒に使うときには少し注意が必要です。よく耳にする違和感のある使い方をみていきましょう。
「30名超の人がいます」
There are more than 30 people. の意味を plus を使って言ってみましょう
There are 30 people plus.
これで大丈夫ですね。あまり間違える方を目にしません。では、over を使って言ってみましょう。
There are over 30 people.
これで正解です。当たり前でしょ、と思った方は以下は読まなくてもOKです。というのは、職場でも、街かどのカフェでも、耳を澄ますとよく「30オーバー」という言い方が聞こえてきます。どうやら日本語で、30超のことを30オーバーと言っているみたいですね。女性よりも男性に多い印象です。ただ、英語での会話中に “30 over”と表現している方が多くて困惑します。over という単語のあとに何かくるかな?落ち着かない、何か不安定な感じがしてしまいます。
“There are 30 people over.” は文法的に誤り
Plus” can follow the number (e.g., “30 plus”), while “over” should precede the number (e.g., “over 30”).
「Plus は数字の後におけますが、over は数字の前にきます。」これを覚えておけば失敗しないですね。
今回の over のように、たった一つの単語なのに、会話中に大きな違和感をかもし出す単語というのがあります。ちょっとした使い方のミス。たとえ間違っても「通じるでしょ」と思いがちですが、わたしたち日本人が思っている以上にとても「???」な感じになってしまい伝わりませんので気をつけたいです。
最後に例文を1つずつ追加して、二度と間違えないように覚えましょう。
Plus: “The event will last for two hours plus, depending on the number of questions.”
Over: “There are over 50 participants registered for the workshop.”